世にもあいまいなことばの秘密
「この先生きのこるには」「大丈夫です」これら表現は、読み方次第で意味が違ってこないか。このような曖昧な言葉の特徴を知れば、余計な誤解もなくなるはず
「この先生きのこるには」「冷房を上げてください」言葉には、読み方次第で意味が変わるものが多々あり、そのせいですれ違ったり、争ったりすることがある。曖昧さの特徴を知り、言葉の不思議に迫ろう。
1 「シャーク関口ギターソロ教室」―表記の曖昧さ
2 「OKです」「結構です」―辞書に載っている曖昧さ
3 「冷房を上げてください」―普通名詞の曖昧さ
4 「私には双子の妹がいます」―修飾語と名詞の関係
5 「政府の女性を応援する政策」―構造的な曖昧さ
6 「二日、五日、八日の午後が空いています」―やっかいな並列
7 「二〇歳未満ではありませんか」―否定文・疑問文の曖昧さ
8 「自分はそれですね」―代名詞の曖昧さ
9 「なるはやでお願いします」―言外の意味と不明確性
10 曖昧さとうまく付き合うために
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