武満徹 対談選  ─仕事の夢 夢の仕事

武満 徹 著 , 小沼 純一 編集

言葉が導く、音楽の軌跡

遺された多くの対談の中から厳選。思想遍歴を辿ることで武満音楽のガイドとなりえる一冊。対談収録した大竹伸朗による表紙絵。
【解説: 小沼純一 】

武満徹 対談選  ─仕事の夢 夢の仕事
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0173
  • 整理番号:タ-26-1
  • 刊行日: 2008/01/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:448
  • ISBN:978-4-480-09129-1
  • JANコード:9784480091291
武満 徹
武満 徹

タケミツ トオル

1930年、東京生まれ、1996年逝去。1957年に作曲した《弦楽のためのレクイエム》がストラヴィンスキーに称賛されて以来、常に現代作曲界の第一線で活動を続け、その作品は現在も世界中で演奏されている。また映画等、幅広い分野で活躍。著作も多く『武満徹著作集』(新潮社)、『武満徹全集』(小学館)などがある。(写真:福井鉄也)

小沼 純一
小沼 純一

コヌマ ジュンイチ

1959年東京生まれ。早稲田大学文学学術院教授。主な著作に『ミニマル・ミュージック』(青土社)、『武満徹 その音楽地図』(PHP研究所)、『バッハ「ゴルトベルク変奏曲」世界・音楽・メディア』(みすず書房)

著者からのメッセージ

武満徹との対談を収めた琵琶演奏家「中村鶴城」のホームページはこちらから

この本の内容

世界でもっとも知られている日本人作曲家、武満徹。一方で「武満徹の名を多くの外国人外交官は知っているが、日本人外交官は彼を知らない」と語られることもあった。しかし武満の思想や、その遍歴を知れば、彼の曲は驚くほどスムーズに楽しめる。本書では、ジョン・ケージ、秋吉敏子らの音楽家や、大竹伸朗等の芸術家、そして黒柳徹子など幅広い分野の人々との対談を通じ、闊達で柔らかな「武満徹」を紹介。また彼の衝撃的な音楽との出会いや、西洋音楽との葛藤、日本文化への思い。そして全ての枠を超越した音楽に至った作曲家の軌跡をたどる。単行本未収録対談も収める。

この本の目次

「武満徹」とは
文化/伝統
音楽へ
ジャズへ
言葉/イメージへ
あのころは

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