土方歳三日記 上 ─生い立ち、上京、新選組結成、そして池田屋事件
幕末を疾走した35年
幕末を疾走したその生涯を、綿密な考証で明らかに。上巻は元治元年まで。新選組結成、芹沢鴨斬殺、池田屋事件……時代はいよいよ風雲急を告げる。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,540円(税込)
- Cコード:0121
- 整理番号:キ-18-1
- 刊行日:
2011/10/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:400
- ISBN:978-4-480-09383-7
- JANコード:9784480093837
- 在庫 ×
新選組副長、土方歳三。怜悧な思考、抜きんでたリーダーシップで組織を率い、敗軍の将として戊辰の役を転戦、函館で最期を遂げる。類稀な魅力から、小説・映画・ドラマでもその生涯が描かれてきたが、さまざまな異説に彩られ、真実は解明されてこなかった。本書では、本人の手紙、関係の旧家に伝えられた文書、隊士をはじめとする同時代人の諸記録まで、夥しい史料を渉猟、綿密な考証に基づいて時系列に再構成し、全生涯を初めて明らかにする。上巻は生い立ちから上京、新選組結成、局長・芹沢鴨の斬殺、そして池田屋事件で一躍名の上がった元治元年までを収録。時代はますます風雲急を告げてゆく。
新選組まで(天保六年(1835)誕生
同十一年(1840)母の死
弘化元年(1844)姉嫁ぐ ほか)
文久三年(1863)(浪士組結成
京へ発つ
入京、壬生村へ ほか)
元治元年(1864)(反幕派潜伏の情報を得、市中探索を開始
大坂町奉行所与力・内山彦次郎を殺害
新選組、隊士の脱走が続く ほか)
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