ガウス 数論論文集
本邦初訳
成熟した果実のみを提示したと評されるガウス。しかし原典からは考察の息づかいが読み取れる。4次剰余理論など公表した5篇すべてを収録。本邦初訳。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,430円(税込)
- Cコード:0141
- 整理番号:カ-33-1
- 刊行日:
2012/07/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:272
- ISBN:978-4-480-09474-2
- JANコード:9784480094742
- 在庫 ×
本書は、ガウスが24歳で公刊した『アリトメチカ研究』以降に公表されたすべての数論論文を収めた。平方剰余相互法則を証明した3篇からは、円周等分方程式論を経て類体論への道が望見でき、さらに高次の4次剰余相互法則の探索の2篇からは、複素整数へと数領域を拡大する姿勢が見える。「はじまりの数学」の現場に立ち会う醍醐味が味わえる、本邦初の原典からの翻訳。『ガウスの数論』姉妹編。
アリトメチカの一定理の新しい証明
ある種の特異級数の和
平方剰余の理論における基本定理の新しい証明と拡張
4次剰余の理論 第一論文
4次剰余の理論 第二論文
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