列島文化再考

網野 善彦 著 , 塚本 学 著 , 坪井 洋文 著 , 宮田 登

真の日本像をめぐる
白熱の討論

近代国家の枠組みに縛られた歴史観をくつがえし、列島に生きた人々の真の姿を描き出した、歴史学・民俗学・人類学のコラボレーション。解説 新谷尚紀

列島文化再考
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体1,100円+税
  • Cコード:0121
  • 整理番号:ア-17-6
  • 刊行日: 2015/05/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-09675-3
  • JANコード:9784480096753
網野 善彦
網野 善彦

アミノ ヨシヒコ

1928─2004年。山梨県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。名古屋大学助教授、神奈川大学短期大学部教授、同大学特任教授を歴任。歴史家。専攻は日本中世史、日本海民史。著書:『蒙古襲来』『日本中世の非農業民と天皇』『無縁・公界・楽』『異形の王権』『日本社会の歴史(上・中・下)』『「日本」とは何か』『日本の歴史をよみなおす(全)』『日本中世都市の世界』他多数。

塚本 学
塚本 学

ツカモト マナブ

1927‐2013年。専攻は日本近世史。著書に『生類をめぐる政治─元禄のフォークロア』『近世再考─地方の視点から』などがある。

坪井 洋文
坪井 洋文

ツボイ ヒロフミ

1929‐88年。専攻は民俗学。著書に『イモと日本人』『稲を選んだ日本人』などがある。

宮田 登
宮田 登

ミヤタ ノボル

1936年、神奈川県生まれ。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授、神奈川大学教授を務める。著書として『ミロク信仰の研究』『都市民俗論の課題』『江戸のはやり神』『妖怪の民俗学』『ケガレの民俗誌』など多数。その関心は民俗学にとどまらず、日本史学、人類学等、周辺諸学におよび、研究の成果は国内外で評価された。2000年に逝去。

この本の内容

近代国家の枠組みで考える歴史観を根底からくつがえし、列島に生きる人々の真の歴史を構築しようとした4人の歴史学者・民俗学者によるスリリングな討論。東アジア海域の地理や交流史を検討することで「日本」を構成する人々の多様性を描き出し、さらに、「日本」の中における地域ごとの伝承の違い、祀りの際の男女の役割の違い、ハレの日の食事の違い等を精査し、差別観の変遷を追うことで、この小さな列島に、出自の違う複数の文化があることを明らかにしていく。文献史料と民俗資料を融合させ、立体的な日本像を構築してみせた新しい歴史記述の嚆矢。

この本の目次

1 歴史学と民俗学―その歴史と現在
2 地域史の視点―これまでの地域史・これからの地域史
3 国境をはずして考える日本史
4 異人―文化の内と外
5 男と女
6 老人と子供
7 衣食住と差別

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