20世紀の歴史 下 ─両極端の時代
1970年代を過ぎ、世界に再び危機が訪れる。不確実性がいやますなか、ソ連崩壊が20世紀の終焉を印した。歴史家の省察は我々に何を伝えるのか。
市場経済による社会的不平等、宗教的原理主義、環境問題…。繁栄の時代を過ぎた後、人々は社会を支えてきた基盤が解体する音を聞く。不安定性と不確実性がいやます20世紀末を見つつ、ホブズボームは述べる。「新しい千年紀、人類の運命は公的な権能が復活できるか否かにかかっている」と。下巻には、第2部(「黄金時代」)の続きとして、第二次世界大戦後における社会と文化の変革、第三世界の姿を、そして、1970年代以降に生じた新たな危機と社会主義の終焉、21世紀への展望などを論じた第3部(「地滑り」)を収める。
第2部 黄金時代(承前)(社会革命―一九四五‐九〇年
文化革命
第三世界
「現存社会主義」)
第3部 地滑り(危機の時代
第三世界と革命
社会主義の終焉
アヴァンギャルド死す―一九五〇年以降の芸術
魔法使いと弟子―自然科学 ほか)
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