小説東京帝国大学(上)
明治を揺り動かした大事件を背景に官学の「権威」が確立される過程を描く
多くの指導者を輩出した「帝国の大学」は、 哲学館 事件や 七博士の日露開戦論 など権力との関わりに揺れ動いてきた。
【解説: 成田龍一 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 902円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:ま-35-1
- 刊行日:
2008/03/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:368
- ISBN:978-4-480-42426-6
- JANコード:9784480424266
- 在庫 ×
「帝国の大学」として数多くの指導者を養成し、日本近代史の原動力となった東京帝国大学は、学問と政治・社会との関わりや、権力と思想の自由の問題にどう対処してきたのだろうか。ムーアヘッド『倫理学』中の「弑逆」の解釈に端を発した「哲学館」事件や、桂太郎内閣の対露外交を批判して国論を二分することになった七博士の“日露開戦論”などを扱い、明治体制の確立を描く。
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可