源氏物語 第六巻 宿木〜夢浮橋

大塚 ひかり 翻訳

男の欲望に翻弄された末、
女は自分に向き合った

中の君を得た匂宮と、大君が忘れられない薫の前に現れた浮舟。二人の貴公子に翻弄された女が選んだ道とは。物語のラストには深い余韻が漂う。

源氏物語 第六巻 宿木〜夢浮橋
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:1,680円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:お-39-9
  • 刊行日: 2010/01/06
  • 判型:文庫判
  • ページ数:640
  • ISBN:978-4-480-42486-0
  • JANコード:9784480424860
大塚 ひかり
大塚 ひかり

オオツカ ヒカリ

エッセイスト。1961年、神奈川県生まれ、早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。出版社勤務を経て、1988年、失恋体験を綴った『いつの日か別の日か──みつばちの孤独』(主婦の友社)以後、『源氏の男はみんなサイテー』『カラダで感じる源氏物語』『ブス論』(ちくま文庫)『『源氏物語』の身体測定』(三交社)『快楽でよみとく古典文学』(小学館101新書)など古典エッセイのほか、個人全訳『源氏物語』(全6巻 ちくま文庫)がある。(著者写真 (c)森幸一)

この本の内容

中の君は匂宮と結ばれ二条院に迎えられるが、匂宮はほどなく右大臣家の婿となる。一方死んだ大君を忘れられない薫は、中の君に面影を求めて迫るが、かわされる。そんな二人の前に現れた、中の君の異母妹・浮舟。二人の貴公子の欲望に翻弄される浮舟が、絶望の果てに選んだ道は…コミュニケーションがうまくできない男と女。長い物語の最後はあまりに唐突ながら、深い余韻を残す。

この本の目次

宿木
東屋
浮舟
蜻蛉
手習
夢浮橋

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