生きている二・二六

池田 俊彦

当事者でなくては到底残しえない秘話と実録に満ちている
半藤一利(解説より)

最年少の将校として参加した著者が記録した、二・二六事件。軍法会議の内幕や獄中生活など、語られてこなかった事実も描く。 
【解説: 中田整一 】

生きている二・二六
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 946円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:い-68-1
  • 刊行日: 2009/02/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:978-4-480-42572-0
  • JANコード:9784480425720
池田 俊彦
池田 俊彦

イケダ トシヒコ

1914-2002年。1935年、陸軍士官学校卒業。第47期生。36年の二・二六事件に参加し、服役する。戦後は会社に勤めながら、処刑された将校たちの遺志を伝える著作を出版する。特に『二・二六事件裁判記録──蹶起将校公判廷』は貴重な史料とされている。

この本の内容

「昭和十一年という波瀾の年にあの事件は勃発した。そして潰滅した」。昭和史を大きく転換させた二・二六事件。最年少の青年将校として事件に参加した著者が、事件後五十年を経て事件そのもの、蹶起に至る心情を明らかにした回想録。自身が体験した軍法会議の内幕や、獄中生活、生き延びた参加者のその後など、これまで書かれてこなかった「事件以後」も描く。

この本の目次

第1章 蹶起
第2章 軍法会議
第3章 長い歳月の中で
第4章 回顧と反省

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