ヘミングウェイ短篇集
弱く寂しい男、
冷静で寛大な女
ヘミングウェイは弱く寂しい男たち、冷静で寛大な女たちを登場させ「人間であることの孤独」を描く。繊細で切れ味鋭い14の短篇を新訳で贈る。
マッチョなイメージの強いヘミングウェイだが、彼はモダニズムの作家として、繊細でおそろしいほどの切れ味をもつ短篇を生みだした。彼は、女たちをひじょうに優しい手つきで描く。弱く寂しい男たち、冷静で寛大な女たちを登場させて描きだしたのは、「人間のなかで人間であることの孤独」だった。ジョイスが完璧と賞賛した「清潔で明るい場所」をはじめ、14作を新訳・新編集で贈る。
清潔で明るい場所
白い象のような山並み
殺し屋
贈り物のカナリア
あるおかまの母親
敗れざる者
密告
この身を横たえて
この世の光
神よ、男たちを愉快に憩わせたまえ
スイスへの敬意
雨のなかの猫
キリマンジャロの雪
橋のたもとの老人
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ヘミングウェイの描いた「軽く薄いもの」たち[全文を読む]