増補 日本経済新聞は信用できるか

東谷 暁

“日本最大の経済メディア”
の錯誤

バブル、構造改革、IT革命、中国経済……そしてリーマン・ショック。巨大経済メディアの報道と論調を徹底検証する。

増補 日本経済新聞は信用できるか
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0100
  • 整理番号:ひ-18-2
  • 刊行日: 2010/04/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-42705-2
  • JANコード:9784480427052
東谷 暁
東谷 暁

ヒガシタニ サトシ

1953年生まれ。早稲田大学政経学部卒業。いくつかの雑誌編集に携わった後、97年より経済・政治の分野を中心にフリーのジャーナリストとして活動する。著書に『増補・民営化という虚妄』(ちくま文庫)、『エコノミストは信用できるか』『エコノミストを格付けする』(いずれも文春新書)、『日本経済の突破口』(PHP研究所)、『世界と日本経済30のデタラメ』(幻冬舎新書)、『ビジネス法則の落とし穴』(学研新書)、『金融庁が日本を滅ぼす』(新潮文庫)など多数ある。

この本の内容

発行部数が300万を超す日本経済新聞はサラリーマンにとって欠かせない情報源であり、経済を中心とした出来事の分析や解説の手引きともなっている。では「バブル」や「グローバリズム」「中国経済」「成果主義」「構造改革」「リーマン・ショック」などの論争的なテーマについて、日本経済新聞はどのように報道してきたのだろうか。近年の紙面を綿密にたどり、迷走する論調とその背景を検証する。

この本の目次

プロローグ 日本経済新聞狂騒の二十年
第1章 歴史を書き換えたのは誰か
第2章 日本的経営の称賛から攻撃へ
第3章 グローバル・スタンダード万歳
第4章 アメリカ経済政策の代理店
第5章 社説と編集委員の葛藤と協調
第6章 IT革命キャンペーンの幻想
第7章 世界の工場=中国への熱狂
第8章 日本経済新聞の「正しい」読み方
エピローグ 日本経済新聞の「官から民へ」幻想

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