泥酔せずともお酒を飲めば酔っ払う。お酒を介した様々な光景を女性の書き手11人が綴る連作エッセイ集。文庫化に際し藤野可織の書き下ろしを収録。

泥酔懺悔
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 704円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:あ-55-1
  • 刊行日: 2016/09/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-43371-8
  • JANコード:9784480433718
瀧波 ユカリ
瀧波 ユカリ

タキナミ ユカリ

1980年北海道生まれ。漫画家。日本大学藝術学部卒。2004年「臨死 !! 江古田ちゃん」でアフタヌーン四季賞大賞を受賞しデビュー。著書に漫画『臨 死 !! 江古田ちゃん』(講談社)、エッセイ『はるまき日記』(文藝春秋)、『女もたけなわ』(幻冬舎)など。

平松 洋子
平松 洋子

ヒラマツ ヨウコ

エッセイスト。東京女子大学卒業後、食や生活文化を中心に幅広く執筆活動を行う。『買えない味』で第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞を受賞。『サンドウィッチは銀座で』『なつかしいひと』『ステーキを下町で』など著書多数。

中野 翠
中野 翠

ナカノ ミドリ

コラムニスト、エッセイスト。早稲田大学政経学部卒業。新聞社でのアルバイト、出版社勤務を経て文筆業へ。社会・事件に関する批評のほか、映画や本、落語に関する文章で知られる。1985年、「サンデー毎日」に連載開始、現在も継続中。週刊文春「シネマチャート」評者の一人でもある。著書に、『中野シネマ』(新潮社)、『この世には二種類の人間がいる』(文藝春秋)、『今夜も落語で眠りたい』(文春新書)、『アメーバのように。私の本棚』『小津ごのみ』(共にちくま文庫)、『ごきげんタコ手帖』『金魚のひらひら』『みずいろメガネ』(共に毎日新聞社)『この世は落語』(筑摩書房)など多数。

西 加奈子
西 加奈子

ニシ カナコ

1977年、テヘラン生まれ。2004年『あおい』(小学館)でデビューし、05年、『さくら』(小学館、のちに小学館文庫)がベストセラーになる。07年、『通天閣』(筑摩書房、のちにちくま文庫)で織田作之助賞を受賞。他の小説作品に『きいろいゾウ』『しずく』『窓の魚』『炎上する君』『円卓』『漁港の肉子ちゃん』など。

山崎 ナオコーラ
山崎 ナオコーラ

ヤマザキ ナオコーラ

1978年生まれ。「人のセックスを笑うな」で2004年にデビュー。著書に『カツラ美容室別室』(河出書房新社)、『論理と感性は相反しない』(講談社)、『長い終わりが始まる』(講談社)、『この世は二人組ではできあがらない』(新潮社)、『昼田とハッコウ』(講談社)などがある。

三浦 しをん
三浦 しをん

ミウラ シオン

1976年東京生まれ。2000年、『格闘する者に◯』でデビュー。06年、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。12年、『舟を編む』で本屋大賞受賞。小説に、『月魚』『秘密の花園』『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』、エッセイに、『あやつられ文楽鑑賞』『お友だちからお願いします』など、著書多数。近著に『政と源』『まほろ駅前狂騒曲』がある。

この本の内容

お酒のせいなんです!!お酒の席は飲める人には楽しく、下戸には不可解…。女性作家によるエッセイ12連作。

この本の目次

無理 朝倉かすみ
下戸の悩み 中島たい子
初めての飲み会 瀧波ユカリ
十八の夜の話 平松洋子
ザル女という噂 室井滋
酒瓶にも警告ラベルを!? 中野翠
名女優 西加奈子
ひとりでお酒を飲む理由 山崎ナオコーラ
下戸一族VS飲酒派 三浦しをん
白に白に白 大道珠貴
損だけど 角田光代
好きでもきらいでもない 藤野可織

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