笛ふき天女
旧藩主の息女に生まれ松方財閥に嫁ぎ、四十歳で作家獅子文六と再婚。夫、文六の想い出と天女のような純真さで爽やかに生きた女性の半生を語る。
旧藩主のお姫様に生まれ、上流社会で裕福な少女時代を過ごすも、松方財閥に嫁いだ最初の結婚では不慮の事故により夫との死別を経験。戦後、独身生活の中ではじめての会社員生活を送った。39歳のとき知人を介し獅子文六と再婚。人気作家の晩年を支えた。天女のような純真さと爽やかさ、天真爛漫でユーモラス、まるで獅子文六作品の登場人物のような女性の自伝的エッセイが甦る。
第1章 生いたちの記(縁日の夜に
東紅梅町の家
母の里、加藤家のこと ほか)
第2章 最初の結婚(松方勝彦と結婚
松方家の人々
岩国へ疎開する ほか)
第3章 獅子文六との日々(獅子文六と再婚
新しい暮し
娘巴絵の結婚 ほか)
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