アジア沈殿旅日記
旅に私の人生が飲み込まれることは、きっともうない。それでも私は旅をしたい――。中年に到り、ふたたびアジアへ! 迷走旅エッセイ。
「旅に私の人生が飲み込まれることは、きっともうない。それでも、私は旅をしたい―」中年に到り、タマキングは旅に出た。日常から逃れ、殺風景な宿に泊まり、雑然とした街を散策する。長距離バスに揺られ、地味なビーチで寝そべり、短期休暇をぼんやりと過ごす。ふたたびのアジア旅は、興奮と倦怠のあいだを揺れ動く。達観できない自分をかかえて、台湾、マレーシア、インド、熊本をめぐる迷走旅エッセイ。
はじめに(謎の症状
“ペリー”と闘う私の前に、立ち塞がる壁 ほか)
1 台湾(行き先は台湾がよさそうなこと
“参考”台湾人についてのささやかな事前情報 ほか)
2 マレーシア(なんでわざわざミッションを?
ビーチリゾートの玄関口 ほか)
3 ラダック(わが最愛のザックが、神に見放されるまでの顛末
さらば、いい加減な旅 ほか)
4 熊本(阿蘇の思い出
日本の大地は、案外日本的でないこと ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可