談志 最後の根多帳

立川 談志

落語のネタ決めの基準から稽古法まで談志落語の舞台裏を初公開。さらに貴重な音源から「芝浜」「居残り佐平次」ほか名演五席を収録。解説 広瀬和生

談志 最後の根多帳
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 968円(税込)
  • Cコード:0176
  • 整理番号:た-88-2
  • 刊行日: 2018/12/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:978-4-480-43558-3
  • JANコード:9784480435583
立川 談志
立川 談志

タテカワ ダンシ

1936年東京生まれ。落語家。52年、5代目柳家小さんに入門、63年、真打に昇進「立川談志」を襲名。71年、参議院議員当選。83年、落語協会を脱会し、落語立川流を創設。抜群の古典落語の芸と個性的な時事論、鋭い落語論、芸人論で熱狂的ファンが多く、ビートたけし、爆笑問題、故中村勘三郎、甲本ヒロトなど他ジャンルの支持者も多い。2011年没。著書に『現代落語論』(三一書房)、『新釈落語噺』(中央公論新社)、『談志楽屋噺』(文春文庫)、『談志百選』『立川談志遺言大全集』全14巻(講談社)、『談志の落語』全9巻(静山社文庫)など多数。

この本の内容

終生、落語の価値をどのようにして伝えるかを考え続けた著者が、演じた「ネタ」の軌跡と意味を明らかにした必読の名著。作り替えた落語、作った落げ、稽古法、「あのネタ」を演じなかった理由など、談志落語の舞台裏を公開。さらに、「粗忽長屋」「鉄拐」「居残り佐平次」「芝浜」「二人旅」の五席を貴重な音源からおこして収録した。巻末には「談志の落語が読める本、聴けるCD、観られるDVD、BDリスト」最新版も掲載。

この本の目次

第1部 談志の根多論(直さずにはいられない
直した落語、作った落語(五十音順)
“演らない”にも訳がある(五十音順))
第2部 談志の落語 最近版(粗忽長屋(二〇〇七年、よみうりホール)
鉄拐(二〇〇七年、ミッドランドホール)
居最り佐平次(二〇〇四年、町田市民ホール)
芝浜(二〇〇七年、よみうりホール)
二人旅(二〇〇九年、よみうりホール) ほか)

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