宝石収集家の死、暗号と失われた権利書、隠し部屋探し。複雑に絡み合う謎を解き明かすソーンダイク博士の活躍。英国黄金時代ミステリの名作。

キャッツ・アイ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:ふ-51-2
  • 刊行日: 2019/01/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:978-4-480-43560-6
  • JANコード:9784480435606
R・オースティン・フリーマン
R・オースティン・フリーマン

Rオースティンフリーマン

イギリスのミステリ作家。1862年ロンドン生まれ。医師から作家に転身、1907年、法医学者ソーンダイク博士を探偵役とした『赤い拇指紋』を発表。科学捜査を駆使するソーンダイク博士は短篇(★正字)でも活躍し、シャーロック・ホームズと人気を競った。英国探偵小説界の巨匠のひとり。代表長篇(★正字)に『オシリスの眼』『キャッツ・アイ』など。短篇(★正字)集『歌う白骨』は倒叙推理の嚆矢としても有名。1943年没。

渕上 痩平
渕上 痩平

フチガミ ソウヘイ

英米文学翻訳家。海外ミステリ研究家。訳書にR・オースティン・フリーマン『オシリスの眼』、ヘレン・マクロイ『あなたは誰?』『二人のウィリング』『牧神の影』(以上ちくま文庫)、アガサ・クリスティ『十人の小さなインディアン』、ジョン・ロード『代診医の死』(以上論創社)などがある。

この本の内容

助けを求める若い女性の叫び声に、帰宅途中の弁護士アンスティが駆けつけると、そこには男女が激しく組み合う姿が。男は逃走、脇腹を刺された女性を運び込んだ近くの邸では、主人が宝石コレクションの陳列室で殺害されていた。事件は単純な強盗殺人に思われたが、被害者の弟ローレンス卿は警察の捜査に納得せず、ソーンダイク博士の出馬を要請する。本格推理に冒険的要素を加えた黄金時代ミステリ。

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