牛乳の作法

宮沢 章夫

それがどうした、と人によっては通りすぎる場所に立ちつくし、考える。書きながら考える。牛の歩みで考える。根拠のなさに耐えながら書かれたエッセイと評論。

牛乳の作法
  • シリーズ:単行本
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2002/12/02
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:272
  • ISBN:4-480-81447-7
  • JANコード:9784480814470
宮沢 章夫
宮沢 章夫

ミヤザワ アキオ

1956年静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家・早稲田大学文学学術院教授。90年、演劇ユニット「遊園地再生事業団」を結成し、1993年戯曲『ヒネミ』(白水社)で岸田國士戯曲賞を受賞、2010年『時間のかかる読書』(河出文庫)で伊藤整文学賞(評論部門)を受賞。著書に『牛への道』『わからなくなってきました』(新潮文庫)、『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』(新潮社)、『長くなるのでまたにする。 』(幻冬舎)、『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』(河出書房新社)など多数。

著者に関する情報

「webちくま」にて、「テクの思想と、その展開」連載中。[こちら]

この本の内容

腰痛に苦しみ鍼灸医にむかって歩いていた時発見した貼り紙「川上」とは。「お祭りは何時までやっていますか」という問いにひそむ根源的なだめさとは。ただその場に立ちつくし、書くことで「いまのからだ」を考えつづけるエッセイと評論。

この本の目次

1 歩く
2 恐れる
3 読む
4 疑う
5 観る
6 迷う
7 逍遙する
6 立つ

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