絶叫委員会

穂村 弘

でも、さっき
そうおっしゃったじゃねえか!

町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。不合理でナンセンスで真剣で可笑しい、天使的な言葉たちについての考察。

絶叫委員会
  • シリーズ:単行本
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2010/05/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:200
  • ISBN:978-4-480-81509-5
  • JANコード:9784480815095
穂村 弘
穂村 弘

ホムラ ヒロシ

1962年北海道生まれ。歌人。90年、『シンジケート』でデビュー。現代短歌を代表する歌人として、エッセイや評論、絵本など幅広く活躍。『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、連作「楽しい一日」で第44回短歌研究賞、『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞を受賞。歌集に『ラインマーカーズ』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』など。

著者に関する情報

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この本の内容

町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。不合理でナンセンスで真剣で可笑しい、天使的な言葉たちについての考察。

この本の目次

外の世界のリアリティ
右は謎
出だしの魔
致命的発言
パニック発言
ヤクザの言葉
恋人たちの言葉
天使の呟き
天使の叫び
オノマトペたち〔ほか〕

読者の感想

2011.4.28 ひよひよ

「でも、さっきそうおっしゃったじゃねえか!」のあまりのインパクトに、半年程前、貴書を手にとりました。この震災でおそらくそこかしこで無数の天使的言葉が発現したと思われます。不謹慎なのも含めて。黒柳徹子が大竹まことの若い頃女性と同棲していたエピソードを「ヒモのご生活」と言っていたのをテレビで見ました。黒柳徹子という人は今後も要チェックかと思います。

2010.10.30 GOちゃん

おかしくて
おかしくて、笑いを抑えるのに苦しくて、死にそうになった。

電車の中では読んじゃいけない。一人笑いを繰り返し、ぜったいに不審人物で逮捕されるぞ。

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