ハンナ・アーレント
( あーれんと,はんな )ハンナ・アーレント(Hannah Arendt):1906-75 年。アメリカの政治理論家、思想家。ドイツの同化ユダヤ人家庭に生まれる。ハイデガーやヤスパースらに師事。1933 年、ナチスの迫害を逃れてフランスへ、41 年にはアメリカに亡命。20 世紀の全体主義を生み出した人間の条件と対峙することを生涯の課題とした。著書に『全体主義の起原』『人間の条件』『過去と未来の間』『エルサレムのアイヒマン』『精神の生活』など。
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4,180
円978-4-480-84273-2
0010
2007/02/22
A5判
400
頁“凡庸な悪”という恐怖。思考を停止してしまった世界で倫理は可能か?!アレント未公刊の遺稿、待望の刊行。
プロローグ(ソニング賞受賞スピーチ)
第1部 責任(独裁体制のもとでの個人の責任
道徳哲学のいくつかの問題
アレントの『基本的な道徳命題』の異稿
集団責任
思考と道徳の問題―W・H・オーデンに捧げる)
第2部 判断(リトルロックについて考える
『神の代理人』―沈黙による罪?
裁かれるアウシュヴィッツ
身からでたさび)
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