最初のテロリスト カラコーゾフ ─ドストエフスキーに霊感を与えた男

クラウディア・ヴァーホーヴェン 著 , 宮内 悠介 翻訳

1866年4月4日、ロシア皇帝アレクサンドル2世が銃撃された。犯人はドミートリー・カラコーゾフ。事件の真相を探りテロリズムの誕生と近代の特異性を描く。

最初のテロリスト カラコーゾフ ─ドストエフスキーに霊感を与えた男
  • シリーズ:単行本
  • 3,740円(税込)
  • Cコード:0022
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2020/03/12
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:400
  • ISBN:978-4-480-85819-1
  • JANコード:9784480858191

この本の内容

一八六六年、一人の男が皇帝を撃った。弾丸はそれたが、世界は大きくかわった。―テロリズムが生まれた。

この本の目次

第1章 カラコーゾフ事件の記録から―事実上のテロリズムの誕生
第2章 “リアル版”ラフメートフ―カラコーゾフ以後の革命家像
第3章 『皇帝に捧げた命』―複製技術時代の皇帝殺し
第4章 ラスコーリニコフとカラコーゾフ、「新しい言葉」の病因学
第5章 ラシャ外套―「一枚の外套には、なんとたくさんのものが入っているのだろう!」
第6章 「実例に基づくプロパガンダ」―ある検屍、または一八六六年四月四日の病理的起源
第7章 皇帝殺しの首
結文―一八六六年四月四日の時点で
附記

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