ビッグデータという独裁者 ─「便利」とひきかえに「自由」を奪う

マルク・デュガン 著 , クリストフ・ラベ 著 , 鳥取 絹子 翻訳

ITの発達と普及によりビッグデータが生活を便利にしてきたが、同時に個人のデータを吸い上げ監視し孤立させる。この社会の行き着く果ては? 仏ベストセラー。

ビッグデータという独裁者 ─「便利」とひきかえに「自由」を奪う
  • シリーズ:単行本
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0033
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2017/03/23
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-86449-9
  • JANコード:9784480864499
鳥取 絹子
鳥取 絹子

トットリ キヌコ

翻訳家。既刊訳書に『ビッグデータという独裁者』(筑摩書房)ほか多数。近刊訳書に『帝国の最期の日々』上・下(原書房)、『呪われた土地の物語かつて何かが起きた、そしてこれから起こるかもしれない40の場所』(河出書房新社)がある。

この本の内容

すでに現実はオーウェルの小説『1984年』を超えた。私たちは常に監視され、あらゆる情報を利用される。彼らが望むのは私たちのすべてを把握し、コントロールし、24時間を消費に結びつけることだ。自立した個人は純粋な消費者へと変貌し、自由も尊厳も国家も不要となる。フランスのベストセラー、待望の上陸!

この本の目次

これは人類史上の大革命だ
テロリズムとビッグデータ
ビッグデータが夢見る世界
プラトンの予言
ある契約―ビッグデータの誕生
ジョージ・オーウェルの『一九八四年』
モノのインターネット
王者たちの夕食会
グーグルに殺される
〇と一の呪い
未来は方程式である
時間の支配者たち
完全失業時代の到来
ネットで買い物をし、覗き見して、遊ぶ
ウィズダム2.0
自分を取り戻す道
すべてがウェブの捕虜になる

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