グールドのシェーンベルク

グレン・グールド 著 , 鈴木 圭介 翻訳

音楽の真実を問う稀有な作曲家論

20世紀をかけぬけた天才ピアニスト、独自の音楽美学に基づく尖鋭な理論を展開したグールドが、偏愛してやまない作曲家シェーンベルクの新しい像を多面的に描く。

グールドのシェーンベルク
  • シリーズ:単行本
  • 4,400円(税込)
  • Cコード:0073
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2007/03/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:464
  • ISBN:978-4-480-87352-1
  • JANコード:9784480873521
グレン・グールド
グレン・グールド

グールド,グレン

トロント生まれのピアニスト。55年録音のバッハの《ゴルトベルク変奏曲》で本格デビュー。特異なレパートリーと解釈で話題を呼ぶが、64年に公開演奏から引退。以後、スタジオ録音と放送番組制作に専念。音楽とメディアをめぐる才気あふれる発言にも定評があり、関連書の出版多数。

鈴木 圭介
鈴木 圭介

スズキ ケイスケ

1955年生まれ。東京外国語大学大学院修了。映画・建築・音楽関係の翻訳多数。『錯乱のニューヨーク』『リヒテル』『BREAKING GROUND』(筑摩書房)など。

この本の内容

20世紀をかけぬけた衝撃のピアニスト、グレン・グールドが、偏愛してやまない作曲家シェーンベルクに、歴史的・文化的・心理的側面から光を当て、多彩な横顔にふれながら新しい像をスリリングに描き出してゆく。ラジオ放送のために書かれたこの作曲家論は、現代音楽への誘いの書でもある。

この本の目次

序 耳で聴く読物(ギレーヌ・ゲルタン)
第1回 人と作品
第2回 歌曲作曲家シェーンベルク
第3回 発明家シェーンベルク
第4回 社会派シェーンベルク
第5回 シェーンベルクとマーラー
第6回 交響曲作曲家シェーンベルク
第7回 劇音楽作曲家シェーンベルク
第8回 シェーンベルクと過去
第9回 シェーンベルクと未来
第10回 エピローグ

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