下品こそ、この世の花 ─映画・堕落論

鈴木 則文

映画は暗い夜空に打ちあがる
一瞬の美の幻覚

映画「トラック野郎」シリーズや「緋牡丹博徒」シリーズなど、東映娯楽映画のヒットメーカーとして活躍した著者が、映画に対する思いを書き残したエッセイ集。

下品こそ、この世の花 ─映画・堕落論
  • シリーズ:単行本
  • 2,310円(税込)
  • Cコード:0074
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2014/11/20
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-87379-8
  • JANコード:9784480873798
鈴木 則文
鈴木 則文

スズキ ノリブミ

1933年静岡県生まれ。立命館大学在学中より東映京都撮影所にアルバイトとして入り、大学を中退し、撮影所スタッフとなる。1965年に『大阪ど根性物語 どえらい奴』で監督デビュー。藤純子主演『緋牡丹博徒』7本の脚本に携わり、『緋牡丹博徒 一宿一飯』では監督も務める。コメディ、ポルノ、アクション、時代劇など、分野は違っても一貫して娯楽路線を追求、ヒットメーカーとして活躍した。1975年から1979年まで製作された『トラック野郎』シリーズでは全10作監督を務めている。著書に『トラック野郎風雲録』(国書刊行会)『東映ゲリラ戦記』(小社)などがある。

この本の内容

映画は暗い夜空に打ちあがる一瞬の美の幻覚。三流娯楽映画の巨匠が残した珠玉のエッセイ集。

この本の目次

第1章 戦後の終焉(戦後の終焉
リンゴ園の少女の死―美空ひばりと日本娯楽映画 ほか)
第2章 命一コマ(命一コマ・内田吐夢
日本娯楽映画不滅の光芒―加藤泰監督特集に寄せて ほか)
第3章 さようならお竜さん(緋牡丹への訣別
遺書 矢野竜子 ほか)
第4章 フィルムとハサミ(次回作『冠婚葬祭』
女優女類学・女説―「温泉みみず芸者」より ほか)
第5章 三流映画カントク論(星づくし、我ら純情行く道よ
映画・堕落論 ほか)

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