沖浦 和光 オキウラ カズテル
1927年大阪府生まれ。東京大学文学部卒業。桃山学院大学名誉教授。専攻は比較文化論・社会思想史。これまで数百にのぼる各地の被差別部落を訪れ、伝承されてきた民俗文化と産業技術を研究。山の民や海の民の歴史にも深い関心を寄せてきた。また、国内外の辺境や都市、島嶼でのフィールドワークを通して、日本文化の深層を探る研究調査を続けている。
沖浦 和光 著
都市の盛り場は、遊女や役者の呪力が宿る場所だった。「遊」「色」「悪」の視座から日本文化の深層をえぐり、「悪所」の磁場を解明する。解説 松尾恒一
文庫判 336頁 刊行日 2023/06/08 ISBN 978-4-480-43886-7JANコード 9784480438867
定価:本体900 円+税
在庫 ○
ザビエルの日本およびアジア各地での布教活動の跡をたどりながら、キリシタン渡来が被差別民にもたらしたものは何だったのかを解明する。解説 川上隆志
筑摩選書 四六判 224頁 刊行日 2016/12/13 ISBN 978-4-480-01647-8JANコード 9784480016478
定価:本体1,500 円+税
被差別部落史研究の先駆的業績とされる「特殊部落一千年史」。著者である高橋貞樹は治安維持法下に激しく生きた。その青春像を様々な調査資料を基に描き出す。
単行本 四六判 336頁 刊行日 2015/12/10 ISBN 978-4-480-88531-9JANコード 9784480885319
定価:本体2,600 円+税
五木 寛之 著 沖浦 和光 著
サンカ、家船、遊芸民、香具師など、差別されながら漂泊に生きた人々が残したものとは? 白熱する対論の中から、日本文化の深層が見えてくる。
ちくま文庫 文庫判 240頁 刊行日 2013/09/10 ISBN 978-4-480-43097-7JANコード 9784480430977
定価:本体720 円+税
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三國 連太郎 著 沖浦 和光 著
「竹取物語」「東海道四谷怪談」からフーテンの寅さんまで日本文化の底流にあるものとは? 実体験にもとづく言葉の重みと知的興奮に満ちた一冊。
ちくま文庫 文庫判 400頁 刊行日 2005/05/10 ISBN 978-4-480-42089-3JANコード 9784480420893
定価:本体950 円+税
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