兵藤 裕己
ヒョウドウ ヒロミ

1950年、名古屋生まれ。84年、東京大学大学院博士課程修了。その後、埼玉大学、成城大学を経て、現在は学習院大学教授。文学博士。1996年、『太平記〈よみ〉の可能性』でサントリー学芸賞を受賞する。専攻は鎌倉・室町時代の文学と芸能。各地の口頭伝承の実地調査を行い、歴史とフィクションの関係に迫る。著書に『〈声〉の国民国家』『太平記〈よみ〉の可能性』(いずれも講談社学術文庫)、『王権と物語』(岩波現代文庫)、『演じられた近代──〈国民〉の身体とパフォーマンス』(岩波書店)、『琵琶法師──〈異界〉を語る人びと』(岩波新書)などがある。

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平家物語の読み方

兵藤 裕己 著 

琵琶法師の「語り」からテクスト生成への過程を検証し、「盛者必衰」の崩壊感覚の裏側に秘められた王権の目論見を抽出する斬新な入門書。 <br /> 【解説: 木村朗子 】

ちくま学芸文庫  文庫判   272頁   刊行日 2011/10/06  ISBN 978-4-480-09404-9
JANコード 9784480094049

定価:本体950 円+税

平家物語

兵藤 裕己 著 

平家物語は史実をどう解釈し、編集したのだろうか。武家と王権の秘められた意図を求めてテクスト生成の過程を検証し、歴史と文学の境界を超えた斬新な入門書。

ちくま新書  新書判   224頁   刊行日 1998/09/21  ISBN 4-480-05773-0
JANコード 9784480057730

定価:本体660 円+税

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