千早 耿一郎
チハヤ コウイチロウ

1922年、滋賀県生まれ。中国(上海、青島)で育つ。帰国して神戸商業学校卒業後、日本銀行入行。42年に入隊し、中国で初年兵教育を受けつつ「討伐」に出動する。現地の予備士官学校を卒業後、挺身攻撃隊長として訓練中、終戦を迎える。46年、日本銀行に復帰し、吉田満を知る。事務繁忙の時間を割き、吉田らと文芸活動に従事する。主な著書に『長江』『黄河』『風の墓標』など、小説に『防人の歌』『騙痛の街』、ほかに文章論・事務管理論、伝記『おれはろくろのまわるまま一評伝・川喜田半泥子』などがある。詩誌「騒」同人、文芸誌「象」同人。

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「戦艦大和」の最期、それから ─吉田満の戦後史

千早 耿一郎 著 

『戦艦大和ノ最期』の執筆や出版の経緯を解き明かし、日本銀行行員・キリスト者として生きた著者吉田満の戦後の航跡をたどる。 <br /> 【解説: 藤原作弥 】

ちくま文庫  文庫判   384頁   刊行日 2010/07/07  ISBN 978-4-480-42743-4
JANコード 9784480427434

定価:本体950 円+税

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