シリーズ・全集

AIにはない「思考力」の身につけ方
─ことばの学びはなぜ大切なのか?
今井むつみ
著
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1,976
円978-4-480-01343-9
0095
1990/11/28
四六判
304
頁中也の作品は、単純素朴に書かれているようにみえながら、技巧的にも非凡な才能を示している。しかも汲んでもつきぬふかい悲しみを歌いつづけたその魅力は、青春期の純??ネ魂の傷痕から生じていた。「春日狂想」との衝撃的な出会い以来、中也は、戦争末期から戦後にかけての著者にとって心の糧であった。若くして中也の毒を全身に浴びた詩人による中也に関するほぼすべての論考・エッセイを収めた本書は、大岡昇平の評伝とともに中也像に踏みいるための古典的な位置をしめる。
言葉なき歌
中原中也の生活
鑑賞四篇(一つのメルヘン
月の光
言葉なき歌
早春散歩)
中原中也と立原道造
中原中也の音楽性
中原中也年譜のことなど
大岡昇平『中原中也』と中原フク『私の上に降る雪は』
吉田熈生『評伝中原中也』
大岡さんと中原、富永
中原中也像のなりたち
中原中也像のなりたち・続
中原中也年譜
中原中也との出会い―角川書店版後記
筑摩叢書版のための後記
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