自由か、さもなくば幸福か? ─二一世紀の〈あり得べき社会〉を問う
20世紀の苦闘と幻滅を経て私たちの社会はどこへ向かおうとしているのか
二〇世紀の苦闘と幻滅を経て、私たちの社会はどこへ向かおうとしているのか? 一九世紀以降の「統制のモード」の変容を追い、可能な未来像を描出した衝撃作!
- シリーズ:
- 1,650円(税込)
- Cコード:0336
- 整理番号:
- 刊行日:
2014/03/12
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:240
- ISBN:978-4-480-01595-2
- JANコード:9784480015952
- 在庫 切れ中
20世紀の苦闘と幻滅を経て、私たちの社会は、どこへ向かおうとしているのか?“あり得べき社会”を構想する。
第1章 自由と幸福の一九世紀システム(近代リベラリズムと自己決定の幸福
契約自由の近代性
参政権―自己決定への自由
権利としての戦争
一九世紀システムの完成―自己決定する「個人」)
第2章 見張られる私―二一世紀の監視と権力(監視の浸透
情報化・グローバル化と国家のコントロール
「新しい中世」)
第3章 二〇世紀と自己決定する個人(一九世紀から遠く離れて―戦争と革命の二〇世紀
個人と人間の距離
個人の変容への対応
Why not be Perfect?―アーキテクチャと完全な規制)
第4章 自由と幸福の行方―不安社会/民主政の憂鬱(過去への回帰願望
新たなコミュニティ・ムーブメント
アーキテクチャと「感覚のユートピア」
ホラーハウス、ミラーハウス)
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