ソ連という実験 ─国家が管理する民主主義は可能か
一党制の共産国家でありながら、政権は民意をまったく無視して政治を行うことはできなかった。内側からの視点で描く異色のソ連史。
社会主義国家ソ連は、計画経済を行っていたが、すべてを「国家」が運営しきることはできず、「社会」との協働を模索していた。また、「一党制」でありながら、民意をまったく無視して政治を行うことはできず、民意のくみ取りに多大な労力を費やしていた。それらの試みは、どのように行われ、どのように失敗に終わったのか。歴史上最大規模の「実験」の実態を豊富な資料と内側からの視点で描く異色のソ連史。
序章 スターリン死後のソ連
第1章 ソヴェト政権と民意―「一党制民主主義」
第2章 政権と国民の「対話」
第3章 国家と社会―様々な「協働」の形
第4章 犯罪との闘い―大規模な「協働」の試み
終章 ソ連の「実験」について
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