東アジアの農村 ─農村社会学に見る東北と東南
文化や共同体の違いはどこからくるのか? 人間と大地の営み、農をめぐる統治と支配の歴史に深く分け入り、大陸の原風景を描き出す。
度重なる天災や戦乱、あるいは植民地支配を経験しながら、地を耕し、コミュニティを形成し、生産と生活を続けてきた東北・東南アジアの農村。それぞれの文化や暮らしの違いはどこからくるのか?日本、中国、韓国から、台湾、ベトナム、タイ、ラオス、インドネシアに至るまで―。人びとと大地の営み、農をめぐる統治と支配の歴史に深く分け入り、広大な大陸の原風景を一望する。第一人者による東アジア農村社会学の総括。
1 まず北へ―日本、韓国、中国(日本農村―長野県富士見町瀬沢新田
韓国農村―忠清南道唐津郡大湖芝面桃李里
中国農村―山東省〓蕪市〓城区鹿野郷房幹村 ほか)
2 南に向かって―東南アジア(東南アジア農村の「基層」―タイと台湾
東南アジア農村の「地方的世界」―ラオスと中国西南部雲南、ベトナム
東南アジア島嶼部―インドネシア、ジャワとバリ)
3 ふたたび北へ―中国各地(『中国農村社会の構造』―華中と華北
「沸騰する」華北平原農村―河北省辛集市新塁頭村
華北農村における新農村建設―山東省平陰県 ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可