東アジアの農村 ─農村社会学に見る東北と東南

細谷 昂

文化や共同体の違いはどこからくるのか? 人間と大地の営み、農をめぐる統治と支配の歴史に深く分け入り、大陸の原風景を描き出す。

東アジアの農村 ─農村社会学に見る東北と東南
  • シリーズ:
  • 1,870円(税込)
  • Cコード:0361
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2022/04/13
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-01745-1
  • JANコード:9784480017451
細谷 昂
細谷 昂

ホソヤ タカシ

1934年生まれ。専門は社会学。東北大学大学院博士課程単位取得退学。東北大学名誉教授。岩手県立大学名誉教授。著書に『日本の農村』(ちくま新書)、『現代と日本農村社会学』(東北大学出版会)、『家と村の社会学』『庄内稲作の歴史社会学』『小作農民の歴史社会学』(以上、御茶の水書房)など多数。

この本の内容

度重なる天災や戦乱、あるいは植民地支配を経験しながら、地を耕し、コミュニティを形成し、生産と生活を続けてきた東北・東南アジアの農村。それぞれの文化や暮らしの違いはどこからくるのか?日本、中国、韓国から、台湾、ベトナム、タイ、ラオス、インドネシアに至るまで―。人びとと大地の営み、農をめぐる統治と支配の歴史に深く分け入り、広大な大陸の原風景を一望する。第一人者による東アジア農村社会学の総括。

この本の目次

1 まず北へ―日本、韓国、中国(日本農村―長野県富士見町瀬沢新田
韓国農村―忠清南道唐津郡大湖芝面桃李里
中国農村―山東省〓蕪市〓城区鹿野郷房幹村 ほか)
2 南に向かって―東南アジア(東南アジア農村の「基層」―タイと台湾
東南アジア農村の「地方的世界」―ラオスと中国西南部雲南、ベトナム
東南アジア島嶼部―インドネシア、ジャワとバリ)
3 ふたたび北へ―中国各地(『中国農村社会の構造』―華中と華北
「沸騰する」華北平原農村―河北省辛集市新塁頭村
華北農村における新農村建設―山東省平陰県 ほか)

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