アフガニスタンの診療所から

中村 哲

ペシャワールでらい根絶治療にたずさわり、アフガニスタンに診療所を開設して難民援助に力をつくす日本人医師。その活動を通して国際協力の真のあり方を考える。

アフガニスタンの診療所から
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0336
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1993/02/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:B6判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-04170-2
  • JANコード:9784480041708
中村 哲
中村 哲

ナカムラ テツ

1946年福岡県生まれ。九州大学医学部卒。医師。ペシャワール会現地代表、PMS(平和医療団・日本)総院長。84年ペシャワールに赴任。ハンセン病を中心とした貧民層の診療に携わる。86年からはアフガン東部山岳地帯に三つの診療所を設立。2000年以降は、アフガニスタンの大旱魃対策のための水源確保事業を実践。2019年灌漑面積約1万6500ha。年間診療数約8万人(2006年度)。著書に、『医は国境を越えて』『医者、用水路を拓く』(以上、石風社)ほか。19年12月4日アフガニスタン・ジャララバードで凶弾に斃れる。享年73歳。

この本の内容

ペシャワールで「らい根絶治療」にたずさわり、難民援助のためにアフガニスタンに診療所を開設、現地スタッフを育成して農村医療・らい治療に力をつくす1人の日本人医師。貧困、政情不安、宗教対立、麻薬、戦争、難民。アジアのすべてが凝縮したこの地で、小さな民間の支援団体がはたす国際協力の真のあり方。

この本の目次

帰郷―カイバル峠にて
縁―アフガニスタンとのかかわり
アフガニスタン―闘争の歴史と風土
人びととともに―らい病棟の改善と患者たちとのふれあい
戦乱の中で―「アフガニスタン計画」の発足
希望を求めて―アフガニスタン国内活動へ
平和を力へ―ダラエ・ヌール診療所
支援の輪の静かな拡大―協力者たちの苦闘
そして日本は…

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