1度読み、また本を開いてこの本の虜になっています。北斎のスイカの絵ご存じですか?この本にはその絵まで到達する前段階が余すことなく描かれています。ブラヴァッキーも興味がわきました、シュタイナーを理解するために是非読んでみます。日本の明治が世界レベルの変動の中での変革であったことも改めて再確認できました。
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内容紹介
「シュタイナー教育」や「人智学」で日本でも広くその名が知られるルドルフ・シュタイナー。だが、アカデミズムからは「胡散臭いオカルト」との烙印を押される一方、受容する側にも、その思想への盲目的な追従、偶像化が見られるなど、ここ日本でのシュタイナー理解はまだ充分とはいえない。彼が立脚した第一次大戦下ドイツの時代状況、また、ドイツ精神史における思想系譜、歴史経維に広範な省察を加え、その生を内側から活写することで、「みずから考え、みずから生きること」への意志を貫いた「理念の闘士」、シュタイナーの思想的核心を浮き彫りにする。
目次
第1章 教育思想の源泉―他者への目覚め
第2章 認識の探究者―カント、フィヒテ、ゲーテをめぐって
第3章 それは「オカルト」なのか?―西洋と東洋の霊性史
第4章 神智学運動へ―ブラヴァツキーの闘い
第5章 ドイツ精神文化の霊学―純粋思考と帰依の感情
第6章 戦争と廃墟の中で―「国民」になる以外、生きる道はないのか!
第7章 魂の共同体―ナチスの攻撃と人間の悲しみ
この本への感想
シュタイナーの教育者としての側面しか知らなかったので、大変参考になりました。周到な調査・研究に基づき、きちんと歴史考証されており、研究書としても信頼することができるだけでなく、著者の西洋史観、人智学への思いや生き方が、この一冊に投影された人間味あふれる一冊でした。
西村君江
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