燃料電池

槌屋 治紀

燃料電池に用いる水素エネルギーは石油に依存した自動車産業を根底から変えようとしている。加速しつつある技術革新の実態を解き明かし、巨大な革命の全貌に迫る。

燃料電池
  • シリーズ:ちくま新書
  • 792円(税込)
  • Cコード:0250
  • 整理番号:443
  • 刊行日: 2003/11/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-06143-6
  • JANコード:9784480061430

この本の内容

近年の炭酸ガス濃度の増加は、地球温暖化・気候変動の原因として21世紀の最大の問題になりつつある。そこで、大きな注目を集めているのが水素である。水素は燃焼後、有害物質を排出せず、高効率の燃料であることなどの魅力的な化学的特性を備えている。近年の燃料電池のめざましい技術革新の背景には、そうした事情がある。燃料電池によるエネルギー革命の実態を、クルマを中心に考える。

この本の目次

第1章 燃料電池とは何か(グローブ卿の発見
ベーコンの発明 ほか)
第2章 元祖・バラード物語(地質学者ジェフリー・バラード
カナダ政府の英断 ほか)
第3章 進化する自動車技術(京都議定書
IPCC ほか)
第4章 燃料電池車の最前線(ダイムラー・クライスラー社
GMの開発 ほか)
第5章 水素エネルギーと未来社会(三大市場
自動車産業の戦略 ほか)

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可