日本の医療が危ない

川渕 孝一

日本の医療のどこがそんなにいけないのか? 何が足りないのか? 医療制度改革を目前に控え、技術・サービス・経営・国際競争力等斬新な角度から医療の質を問う。

日本の医療が危ない
  • シリーズ:ちくま新書
  • 792円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:554
  • 刊行日: 2005/09/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-06256-4
  • JANコード:9784480062567
川渕 孝一
川渕 孝一

カワブチ コウイチ

1959年富山県生まれ。一橋大学商学部卒業。シカゴ大学経営大学院修士課程修了(MBA)。民間病院・企業勤務の後、旧厚生省国立医療・病院管理研究所(現・国立保健医療科学院)勤務、日本福祉大学経済学部教授、日医総研主席研究員、経済産業研究所ファカルティフェローなどを経て、現在、東京医科歯科大学大学院教授。スタンフォード大学客員研究員兼務。専門は、医療経済学、医療政策、医業経営。主な著書に『病院の品格』(日本医療企画)、『日本の医療が危ない』(ちくま新書)、『病院を使いこなす法』(WAVE出版)、『医療改革』(東洋経済新報社)、『進化する病院マネジメント』(医学書院)。

この本の内容

日本の医療のどこがそんなにいけないのか。何が足りないのか。次期医療改革を目前に控え、現在の医療制度を技術・サービス・経営・国際競争力などさまざまな角度から見直す必要がある。本書は、医療経済学という観点から医療制度改革に携わってきた著者が、わが国の医療問題について海外・国内での事例を豊富に挙げながら、その長所・短所を比較検討し、「よい医療」とは何か、医者と患者の間にあるギャップは何か、現状をどう改善したらよいのか、などについて具体的な提案を試みる。

この本の目次

第1部 今、なぜ「医療改革」が急務なのか(「機会の平等」さえもない日本の医療システム
「結果の平等」については絶望的!
海外に流出しはじめた日本人患者
行き場のない現状をどう打破するか)
第2部 「よい」医療はこうして実現できる(自分の身は自分で守る
ITを駆使して患者本位の医療を
努力する者が報われる医療システムに)

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