脳がほぐれる言語学  ─発想の極意

金川 欣二

脱力パワー!

 笑う言語学者 による、やわらか頭トレーニング。現代思想のエッセンスを身に付ければ、研究もビジネスも晩の献立も、デート中の会話だってへっちゃらさ!

脳がほぐれる言語学  ─発想の極意
  • シリーズ:ちくま新書
  • 770円(税込)
  • Cコード:0295
  • 整理番号:675
  • 刊行日: 2007/08/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-06375-5
  • JANコード:9784480063755
金川 欣二
金川 欣二

カナガワ キンジ

1952年富山県生まれ。東京教育大学文学部大学院修士課程修了。国立富山商船高等専門学校教養学科教授。専門は言語学・記号論・表象文化論。著書には『おいしい日本語――大人のための言語学入門』(出版芸術社)、『ライ麦畑のキャッチボール――しなやかな教育をめざして』(子どもの未来社)など。

この本の内容

ビジネスマンや学者に限らず、発想の転換は誰にも必要。夕飯の献立もデートの会話も、マンネリにならないように機転を利かせることで楽しくなる。発想は新鮮に生きるための文法だ。歴史上の大発明も日常の小さな発見も、大なり小なり型破りな視点から生まれるけれど、人は誰かに意味づけられた記号によって話し行動する。言語の「正しさ」に振り回されると、ありきたりな考え方しかできなくなってしまう。つまり言葉の限界が発想の限界なのだ。そこで―。“笑う言語学”による「創造的なひらめき」を得るためのヒント集。

この本の目次

第1章 発想を妨げるもの(発想はいつでもどこでも必要
発想の現場から ほか)
第2章 言語を反省する(「共有」のためのコミュニケーション
「構造主義者」ソシュール ほか)
第3章 たった一つの「正解」で満足?(真理は一つもない
コンテクストで意味が変わる ほか)
第4章 果報は寝て待て(別解を求めて
セレンディピティとひらめき ほか)

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