日本の賃金  ─年功序列賃金と成果主義賃金のゆくえ

竹内 裕

どうなる、
給料?

成果主義の導入に失敗したが旧来の年功制にも戻れず右往左往する日本企業。この混迷を打開し、高付加価値経営の実現に資する日本型の能力・成果主義を提言する。

日本の賃金  ─年功序列賃金と成果主義賃金のゆくえ
  • シリーズ:ちくま新書
  • 770円(税込)
  • Cコード:0234
  • 整理番号:754
  • 刊行日: 2008/11/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-06457-8
  • JANコード:9784480064578
竹内 裕
竹内 裕

タケウチ ユタカ

1963年、神戸商科大学卒業。財団法人日本生産性本部(現・社会経済生産性本部)経営コンサルタントとして、人事・賃金制度の設計、中長期経営計画策定、管理者の教育研修に携わったのち独立。現在、株式会社ヒュ?マンウェア研究所代表取締役パートナーコンサルタント。著書に『「職能・役割」を重視する人事制度』(中央経済社)、『賃金カットの実務』(中経出版)、『能力主義人事制度のつくり方』(PHP研究所)、『能力主義人事の手引』(日経文庫)など多数。

この本の内容

長引く不況下で多くの企業により導入された「成果主義賃金」。米国流のこの制度は数々の深刻な問題を引き起こし激しい批判にさらされた。だが他方で、賃金水準の低い海外企業との競争に勝ち抜かねばならない日本企業が、従来の「年功序列賃金」を再び採用することもまた非現実的なプランだ。では、私たちがとるべき進路はどこにあるのか。本書では、日本の賃金制度が、時代の変遷とともにどのような推移をたどったのかを明快に分析し、「高付加価値経営」実現のための組織・人材づくりに最適な、日本型「能力・成果主義」を提案する。

この本の目次

1 日本の賃金の歴史
2 日本の賃金が抱えている問題点は何か
3 日本の企業に望ましい賃金制度とは
4 基本給は今後どう変わるのか
5 諸手当の整理・縮小は今後も進む一方か
6 賞与の格差は今後いっそう広がるのか
7 退職金制度は将来どうなるか

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