遺伝子の不都合な真実 ─すべての能力は遺伝である

安藤 寿康

福岡伸一氏、推薦!

勉強ができるのは生まれつきなのか? IQ・人格・お金を稼ぐ力まで、「能力」の正体を徹底分析。行動遺伝学の最前線から、遺伝の隠された真実を明かす。

遺伝子の不都合な真実 ─すべての能力は遺伝である
  • シリーズ:ちくま新書
  • 880円(税込)
  • Cコード:0245
  • 整理番号:970
  • 刊行日: 2012/07/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-06667-1
  • JANコード:9784480066671
安藤 寿康
安藤 寿康

アンドウ ジュコウ

1958年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学文学部教授。教育学博士。専門は行動遺伝学、教育心理学。特に認知能力とパーソナリティの発達に及ぼす遺伝と環境(主に教育環境)の影響に関して、双生児法による研究を行なっている。著書に『遺伝マインド』(有斐閣、2011年)、『パーソナリティ心理学』(共著、有斐閣、2009年)、『心はどのように遺伝するか』(講談社ブルーバックス、2000年)、『遺伝と教育』(風間書房、1999年)などがある。

この本の内容

勉強ができるのは生まれつきなのか?仕事に成功するための適性や才能は遺伝のせいなのか?IQ、性格、学歴やお金を稼ぐ力まで、人の能力の遺伝を徹底分析。だれもがうすうす感じていながら、ことさらには認めづらい不都合な真実を、行動遺伝学の最前線から明らかにする。親から子への能力の遺伝の正体を解きながら、教育と人間の多様性を考える。

この本の目次

はじめに すべては遺伝子の影響を受けている
第1章 バート事件の不都合な真実―いかに「知能の遺伝」は拒絶されたか
第2章 教育の不都合な真実―あらゆる行動には遺伝の影響がある
第3章 遺伝子診断の不都合な真実―遺伝で判断される世界が訪れる
第4章 環境の不都合な真実―環境こそが私たちの自由を阻んでいる
第5章 社会と経済の不都合な真実―遺伝から「合理的思考」を考えなおす
第6章 遺伝子と教育の真実―いかに遺伝的才能を発見するか

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