部落解放同盟「糾弾」史 ─メディアと差別表現

小林 健治

反差別運動の再生へ

悪意をむき出しにした差別事件がくり返され、いっそう激しさを増している。部落解放運動の生命線である糾弾の意義を問い直し、反差別運動再生へ狼煙を上げる。

部落解放同盟「糾弾」史 ─メディアと差別表現
  • シリーズ:ちくま新書
  • 880円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:1131
  • 刊行日: 2015/06/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-06837-8
  • JANコード:9784480068378
小林 健治
小林 健治

コバヤシ ケンジ

1950年岡山県生まれ。法政大学文学部卒。76年、解放出版社に入り、80年から、部落解放同盟中央本部マスコミ・文化対策部、糾弾闘争本部の一員として、メディアにおける差別事件に取り組む。2004年まで解放出版社事務局長。現在はにんげん出版代表。共著に『差別語・不快語』『橋下徹現象と部落差別』がある。

この本の目次

序章 大衆団体の意義と社会運動
第1章 糾弾とは何か
第2章 無知によって再生産される差別―80年代前半の差別事件
第3章 「つい、うっかり」に潜む差別―80年代後半の差別事件
第4章 想像力の貧困―90年代の差別事件
第5章 新時代の差別事件―むき出しの悪意にどう立ち向かうか
終章 解放同盟弱体化の根源はどこにあるか

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