皇室一五〇年史

浅見 雅男 著 , 岩井 克己

何が天皇を怒らせ、
悩ませてきたのか?

皇族制度、結婚、外遊や財産などのテーマ別に歴史をひもとき、知られざる皇族の真の姿を描き出す。皇位継承を始めとする皇室問題の全貌を解明する決定版入門書。

皇室一五〇年史
  • シリーズ:ちくま新書
  • 858円(税込)
  • Cコード:0223
  • 整理番号:1161
  • 刊行日: 2015/12/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-06867-5
  • JANコード:9784480068675
浅見 雅男
浅見 雅男

アサミ マサオ

1947年生まれ。著述家。慶應義塾大学経済学部卒業後、出版社で雑誌、書籍の編集に従事するかたわら近現代史研究に取り組む。著書に『侯爵家の娘』(リブロポート)、『華族誕生』(講談社学術文庫)、『闘う皇族』『皇族誕生』(角川文庫)、『不思議な宮さま』(文春文庫)、『伏見宮』(講談社)、『皇族と帝国陸海軍』『学習院』(文春新書)など。

岩井 克己
岩井 克己

イワイ カツミ

1947年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、朝日新聞記者となる。長年、皇室取材を担当し、1994〜2012年まで編集委員、現在は皇室担当特別嘱託。「紀宮さま、婚約内定」の特報で2005年度新聞協会賞受賞。著書に『天皇家の宿題』(朝日新書)などがあり、『徳川義寛終戦日記』『卜部亮吾侍従日記』(朝日新聞社)の監修もおこなった。

この本の内容

明治以降、皇室は常に危機にさらされてきた。なんとか男系皇位継承の目処が立ったところへ、今度は増え続ける皇族を減らそうという外部の圧力が働く。そのせめぎ合いの中で制度はさまざまに揺れ動き、やがて敗戦で皇室は激動の時代へと突入していく―近現代の皇室問題に精通する二人のジャーナリストが、皇族制度、結婚、外遊や財産といったテーマ別に皇室一五〇年の歴史をひもとき、知られざる皇族の真実の姿を描き出す。皇室問題の全貌を明らかにする、決定版入門書。

この本の目次

第1章 皇室典範と宮家(敗戦で激動に見舞われた皇室―宮家の激減
宮家の歴史)
第2章 皇族という人々(永世皇族制度をめぐる争い―明治〜昭和戦前期
悩める昭和天皇―敗戦後の皇族たち)
第3章 皇室と結婚(婚約成立後の相次ぐトラブル―明治・大正
昭和天皇の弟宮と皇女たち
平民出身のお妃たち―美智子妃と雅子妃
皇室の冠婚葬祭)
第4章 皇室と外国(外国への憧れ―明治〜昭和戦前期
新時代の「皇室外交」―戦後)
第5章 皇室と財産(裕福だった戦前の天皇家・宮家
戦後の急転
皇室財政の現状)

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