大坂城全史 ─歴史と構造の謎を解く

中村 博司

大坂本願寺に始まり、豊臣秀吉、徳川家康・秀忠ら歴代の権力者が本拠地として整備した枢要の地、大坂城の全てを石垣や当時の詳細な資料を手掛かりに読み解く。

大坂城全史 ─歴史と構造の謎を解く
  • シリーズ:ちくま新書
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0221
  • 整理番号:1359
  • 刊行日: 2018/10/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:368
  • ISBN:978-4-480-07180-4
  • JANコード:9784480071804
中村 博司
中村 博司

ナカムラ ヒロシ

1948年、滋賀県大津市生まれ。滋賀大学教育学部卒業。大阪城天守閣学芸員、大阪市教育委員会主任学芸員、(財)大阪市文化財協会企画調整課長、大阪城天守閣副館長を経て、2000年より大阪城天守閣館長。2007年3月退職。2017年大阪大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)。現在、大阪樟蔭女子大学非常勤講師。共著に『戦国合戦絵屏風集成』(中央公論社、1980-81年)、『日本名城集成 大坂城』(小学館、1985年)等、編著書に『よみがえる茨木城』(清文堂、2007年)、『天下統一の城 大坂城』(新泉社、2008年)等がある。

この本の内容

かつて浄土真宗の聖地として栄え、織田信長の後を承けた豊臣秀吉、徳川家康・秀忠まで、時の権力者が本拠地として修築を重ねた大坂城。豊臣家の居城として栄華を極めるが、大阪夏の陣で落城。江戸幕府に再築されるものの、幕末には大部分が焼失した。明治以降、大阪市民の支持を得て天守閣が復興、現在まで市民に愛され続けている。長きにわたり権力者たちの興亡の舞台となった名城を、最新の研究成果に基づき読み解く、通説を刷新する決定版通史。

この本の目次

第1章 大坂本願寺の時代
第2章 番城の時代
第3章 豊臣秀吉・秀頼の時代
第4章 松平忠明の時代
第5章 徳川秀忠による大坂城再築工事
第6章 徳川時代の大坂城と城下町
第7章 近代の大阪城と天守閣復興

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