全国水平社1922‐1942 ─差別と解放の苦悩
人の世に熱あれ! 人間に光あれ! 部落差別からの解放を訴えて結成された全国水平社。戦時体制下に消滅するまでの組織、思想、運動、人、その全体像に迫る。
全国水平社が創立されてから、二〇二二年で一〇〇周年を迎える。その存在は二〇年間であったが、近代日本社会に存在する部落差別からの解放を、部落民自らが求めて結成した画期的な社会運動団体である。戦時体制下に組織は消滅するが、苦悩に満ちたその軌跡は、自由と平等を願う私たちに多くの教訓を与えてくれるはずである。
序章 近代の部落問題
第1章 全国水平社の創立
第2章 社会・無産勢力・権力
第3章 部落差別と糺弾闘争
第4章 日本と世界への発信
第5章 思想的潮流と路線対立
第6章 全国水平社の消滅
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