ちくま学芸文庫

崩壊概論
E.M.シオラン
著
有田忠郎
訳
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1,100
円978-4-480-08324-1
0110
-7-2
1997/01/09
文庫判
0
頁1960年代、華やかに照明を浴びたフランス思想とは何なのか。そして、それは世界の変容を考察していくうえで、どう有効なのか。フーコー、ブルデュー、アルチュセール等を軸に、構造主義=マルクス主義を超克する現代思想の本質的方法を、社会科学と哲学が響きあう地点に切り拓く。
第1部 哲学と社会科学(哲学の転回点―「レヴィ=ストロース対サルトル」を超えるプラチック哲学
ブルデューの「社会学と哲学」―客観化の論理を客観化することの意味
アルチュセールとフーコー―「マルクス」評価の違い
理論的な方法の転移―再びアルチュセールとフーコー)
第2部 国家・権力・歴史(アルチュセールの国家論―「イデオロギー=プラチック」の理論
フーコーのディスクール 権力論
シャルチエのプラチック歴史学―唯物史観・心性史・社会史の超克)
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