ちくま学芸文庫

詩の構造についての覚え書
─ぼくの《詩作品入門》
入沢康夫
著
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1,430
円978-4-480-08497-2
0172
-18-1
1999/08/10
文庫判
352
頁幕末期に数々の実験を重ね写真術を築き上げた横山松三郎、全財産を投げ打ち「写真大尽」の名をほしいままにした鹿嶋清兵衛、日清戦争を追いかけ撮影した津和野の伯爵亀井慈明、グアテマラに生きた日本人写真師屋須弘平、詩人の萩原朔太郎が愛したステレオ写真、写真にリアリズムを追求した天才・安井仲治など、日本写真史をフィールドワークし、カメラという装置と映像の驚きと輝きに魅せられた軌跡をたどる異色の日本写真史。図版190点掲載。
第1部 幕末・明治(日本写真史のダ・ヴィンチ―横山松三郎
「はだか」写真の黎明期
写真館草創記―冨重利平・冨重徳次
“写真大尽”といわれた男―鹿嶋清兵衛 ほか)
第2部 大正(グアテマラに生きた写真家―屋須弘平
シベリア出兵写真の現実
偉大なる“写真文化人”―野島康三
郷愁の原風景―萩原朔太郎 ほか)
第3部 昭和(ヒマラヤ撮影に挑んだ男―長谷川伝次郎
日本最初の商業写真スタジオ―鈴木八郎・金丸重嶺
写真クラブ黄金時代―植田正治
天才・仲治と山根曲馬団―安井仲治 ほか)
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