鉄砲と日本人

鈴木 眞哉

鉄砲伝来の時期と影響、戦国合戦での役割、江戸時代の鉄砲軽視など、これまで流布された通説を豊富な資料と痛快なまでの論理で次々と覆す。

鉄砲と日本人
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0121
  • 整理番号:ス-6-1
  • 刊行日: 2000/09/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:368
  • ISBN:4-480-08576-9
  • JANコード:9784480085764

この本の内容

わが国への鉄砲伝来は、本当に種子島が最初だったのか?信長の天下統一に鉄砲がはたした役割は?戦国合戦譚になぜ鉄砲が登場しないのか?江戸時代の鉄砲軽視の風潮の理由は?旧来の歴史観が作り上げた俗説とも呼ぶべき「鉄砲神話」を、豊富な史料と痛快なまでの論理で、次々とくつがえしてゆく型破りな鉄砲論。日本人は、この500年間、鉄砲とどう付き合ってきたのか。

この本の目次

序章 鉄砲と日本人の不思議な関係
第1章 鉄砲伝来をめぐる真実
第2章 鉄砲は日本にどのように定着したのか?
第3章 戦国大名たちは鉄砲とどう関わったのか?
第4章 長篠合戦とは何だったのか?
第5章 「天下布武」を遅らせた本願寺と鉄砲
第6章 鉄砲が乱世を終焉させたのか?
第7章 鉄砲から見た戦国合戦の本当の姿
第8章 鉄砲の出現で何が変わったのか?
第9章 鉄砲を捨てなかった江戸時代人
第10章 再び日本人の“鉄砲好き”を証明した戊辰戦争
第11章 鉄砲を愛した士族たちの反乱
終章 「白兵神話」は死なず

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