クレオール主義

今福 龍太

植民地に誕生したクレオール文化。言語・民族・国家など、自明な帰属からの解除を提唱する。文化の混血主義のしなやかなる宣言。
【解説: 西成彦 】

クレオール主義
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0139
  • 整理番号:イ-27-1
  • 刊行日: 2003/05/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:480
  • ISBN:4-480-08757-5
  • JANコード:9784480087577
今福 龍太
今福 龍太

イマフク リュウタ

1955年生まれ。文化人類学者・批評家。1980年代初頭から、メキシコ、ブラジル、キューバなどで調査研究に携わる。奄美自由大学を主宰する。著書に『クレオール主義』『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』『宮沢賢治 デクノボーの叡知』など多数。

この本の内容

「クレオール主義」とは、なによりもまず、言語・民族・国家にたいする自明の帰属関係を解除し、それによって、自分という主体のなかに四つの方位、一日のあらゆる時間、四季、砂漠と密林と海とをひとしくよびこむこと―。混血の理念を実践し、複数の言葉を選択し、意志的な移民となることによってたちあらわれる冒険的ヴィジョンが、ここに精緻に描写される。「わたし」を世界に住まわせる新たな流儀を探りながら、思考の可能性を限りなく押し広げた、しなやかなる文化の混血主義宣言。一大センセーションを巻きおこした本編に、その後の思考の軌跡たる補遺を付した大幅増補版。

この本の目次

「ネイティヴ」の発明―場所論1
ワイエスの村―場所論2
サウスウェストへの憧憬―プリミティヴィズム論1
ファンタジー・ワールドの誕生―プリミティヴィズム論2
文化の交差点で―越境論
異種交配するロシア=ブラジル―混血論1
父を忘却する―混血論2
旅する理論―ヴァナキュラー論
キャリバンからカリブ海へ―逃亡奴隷論
浮遊する言葉とアイデンティティ―クレオール論1
森の言語、曙光の言語―クレオール論2
位置のエクササイズ―ポストコロニアル・フェミニズム論

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