フェルマーの大定理  ─整数論の源流

足立 恒雄

ついに証明されたフェルマーの大定理。その美しき頂への峻厳な道のりを、クンマーや日本人数学者の貢献を織り込みつつ解き明かした整数論史。

フェルマーの大定理  ─整数論の源流
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0141
  • 整理番号:ア-24-1
  • 刊行日: 2006/09/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:4-480-09012-6
  • JANコード:9784480090126

この本の内容

xn+yn=znには自然数解が存在しないことがついに証明された!問題のわかりやすさ、美しさに比べ、攻略のなんと難しかったことか。1995年のワイルズの最終証明に至る歴史的な道筋を、ギリシア以来の初等的整数論に始まり、フェルマーやクンマーによる代数的数論、さらに20世紀後半に花開いた楕円曲線論を初めとする幾何学的数論を経てたどる本格的な数論史。偉大な数論学者たちのアイデアはどのように育まれ、そしてどのような数学的道具が創造されたか。原資料を博捜し、その数学的真実に迫る。

この本の目次

第1章 古代の数論
第2章 フェルマーとその時代
第3章 フェルマー以後クンマー以前
第4章 クンマーの金字塔
第5章 1851年以降の展開
第6章 ついにフェルマーの大定理が証明された!

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