エレガントな解答

矢野 健太郎

紙と鉛筆と…秋の夜長
コーヒー片手に楽しむ数学入門

ファン参加型のコラムはどのように誕生したか。師アインシュタインと相対性理論、パスカルの定理などやさしい数学入門エッセイ。
【解説: 一松信 】

エレガントな解答
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0141
  • 整理番号:ヤ-14-2
  • 刊行日: 2007/11/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-09117-8
  • JANコード:9784480091178
矢野 健太郎
矢野 健太郎

ヤノ ケンタロウ

1912−1993。東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。東京工業大学名誉教授。プリンストン高等研究所留学中に、アインシュタインの薫陶を受ける。専攻は微分幾何学。著書に『アインシュタイン伝』(新潮社)『数学物語』(角川書店)など専門書から啓蒙書まで多数。雑誌「数学セミナー」(日本評論社)の創刊にもたずさわる。(写真提供:日本評論社)

この本の内容

出題に正解するだけでなく、その解法が「エレガント」であることを求む!新聞連載の読者参加型コラムは、小学生から年配者まで幅広い数学ファンの人気を集めた。「数学や科学にエレガントは似合わない」と思われていた時代に、それを講演で、著書で、熱心に語りかけた人気数学者の上質な数学エッセイ。本書タイトルの「エレガントな解答」のほか、プリンストン高等研究所で薫陶を受けた師を回想しながら、その理論の美しさを数学的に解説する「アインシュタインと相対性理論」、また相対性理論への足慣らしにもなる射影幾何学のやさしい講義「パスカルの定理」などを収録。

この本の目次

エレガントな解答
趣味の数学(パピルスの分数
ピラミッドと円周率
非ユークリッド幾何 ほか)
パスカルの定理(ブレーズ・パスカル
パスカルの定理
初等幾何学的な証明 ほか)
アインシュタインと相対性理論(直線上の点の座標
ガリレイ・ニュートンの相対性原理
特殊相対性理論の基本的仮定 ほか)
現代の数学

読者の感想

2008.2.26 tuyosi noguti

 このように、新聞など一般の読者を対象にした数学エッセイをもっとたくさんの方がたに書いてほしいし、本にも出して欲しいものです。ある一定のニーズがあるはずですので、筑摩書房でもどんどん出して欲しい。
 

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