経済政策を売り歩く人々 ─エコノミストのセンスとナンセンス

ポール・クルーグマン 著 , 伊藤 隆敏 監訳 , 北村 行伸 翻訳 , 妹尾 美起 翻訳

ノーベル経済学賞のクルーグマン教授が検証! 不況に効く政策は政策はどれ!?

マスコミに華やかに登場するエコノミストたち。実はインチキ政策を売込むプロモーターだった! 危機に際し真に有効な経済政策がわかる必読書。

経済政策を売り歩く人々 ─エコノミストのセンスとナンセンス
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0133
  • 整理番号:ク-17-1
  • 刊行日: 2009/03/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:464
  • ISBN:978-4-480-09207-6
  • JANコード:9784480092076
ポール・クルーグマン
ポール・クルーグマン

クルーグマン,ポール

1953年生まれ。マサチューセッツ工科大学(MIT)でPh.D.を取得。イェール大学、MIT、スタンフォード大学などで教鞭をとる。現在プリンストン大学教授。82?83年、大統領経済諮問委員会委員。IMF、世銀、EC委員会のエコノミストも務める。91年、40歳以下の最も優れた経済学者に贈られるジョン・ベーツ・クラーク賞を受賞、2008年、ノーベル経済学賞を受賞した。著書多数。

この本の内容

マスコミに華やかに登場する著名エコノミスト。彼らは、じつは間違いだらけの政策を売り込むプロモーターだった!?一世を風靡したマネタリズム、サプライ・サイド経済学、戦略的貿易論…。どれも経済学のプロが見れば破綻は一目瞭然なのに、時の政権が採用し、予想通りの結果を招いたのはなぜか。ノーベル経済学賞を受賞したスター経済学者が、「教授」の名にかけて、間違い理論の数々を斬る!政策決定の内幕を衝撃的に描きつつ、さまざまな理論についてわかりやすく解説した本書は、現代経済学の最良の入門書でもある。インチキ政策に騙されて道を誤らないために、必読の一冊。

この本の目次

マジシャンを求めて
第1部 保守派経済学の台頭(ケインズへの攻撃
税制、規制、経済成長
サプライ・サイダー)
第2部 保守派政権(経済成長
所得分配
財政赤字
海外における保守主義の動向)
第3部 振り子は戻る(長期的にはケインズ経済学はまだ健在である
QWERTY経済学
戦略的貿易論者
生産性と競争力)

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