考古学と古代史のあいだ

白石 太一郎

古代国家形成の軌跡

巨大古墳、倭国、卑弥呼。多くの謎につつまれた古代。考古学と古代史学の交差する視点からその謎を解明するスリリングな論考。
【解説: 森下章司 】

考古学と古代史のあいだ
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 990円(税込)
  • Cコード:0121
  • 整理番号:シ-24-1
  • 刊行日: 2009/09/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-09244-1
  • JANコード:9784480092441
白石 太一郎
白石 太一郎

シライシ タイチロウ

1938年生まれ。奈良県立橿原考古学研究所、国立歴史民俗博物館、奈良大学などを経て、現在、大阪府立近つ飛鳥博物館館長。日本考古学専攻。主な著書に、『古墳と古墳群の研究』(塙書房)、『考古学からみた倭国』(青木書店)、『古墳とヤマト政権』(文春新書)、『古墳の語る古代史』(岩波現代文庫)などがある。

この本の内容

多くの謎につつまれた日本の古代。三世紀中葉から出現した大小さまざまな古墳とその全国的展開。東アジア世界のなかで他に例を見ない巨大古墳が造られたのはなぜか。倭国はいつどのようにして成立したのか。邪馬台国はどこにあったのか、卑弥呼とは何者なのか。遺跡・遺物を資料とする考古学と、文献史料を素材とする古代史学の交差する視点から、その謎を解明するスリリングな論考。ともすれば寡黙な考古資料と、ときとして雄弁な文献史料、双方の方法・立場を徹底したところで、二つの学問を協業させる。ここに、はじめて見えてきた日本古代の国家と文化の形成の軌跡。

この本の目次

序章 考古学と古代史のあいだをさまよう
第1章 『魏志』倭人伝と考古学
第2章 ヤマト政権の成立
第3章 記・紀の王統譜は信じられるか
第4章 稲荷山鉄剣と江田船山大刀
終章 倭国の文明化と古代国家の形成

読者の感想

2011.2.12 ばい

新たな刺激
かなり以前に購入した書籍でした。最近、中日新聞夕刊に大塚初重先生の天皇陵古墳に関する連載が掲載されました。そこで本書を読み返してみました。関東と関西の研究者の相違が大胆に書かれていたり、継体陵の問題など、また新たな刺激をもって読むことができました。

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