原典訳 ウパニシャッド
人類の叡智
遙かな時を経て?醸された
「梵我一如」の哲学
インド思想の根幹であり後の思想の源ともなったウパニシャッド。本書では主要篇を抜粋、梵我一如、輪廻・業・解脱の思想を浮き彫りにする。
【解説: 立川武蔵 】
ウパニシャッドとはサンスクリット語で書かれた一群の神学書・宗教哲学書の総称である。インド思想の根幹をなすこれらの書は、ヴェーダの神話と祭式の伝統の上に成立したものであるが、それまでのバラモンの祭式万能主義とは一線を画し、当時の王者の活躍を背景に、真理探究を志し、宇宙万象の一元を説く哲学を展開した。本書は紀元前4〜8世紀に遡る古ウパニシャッドから主要篇を抜粋収録。そこには、ブラフマンとアートマンの二元を同一視しその上に絶対不二の根本原理を説く「梵我一如」の哲学思想と、仏教等の土壌となった輪廻・業・解説の宗教思想が浮彫りにされている。
カウシータキ=ウパニシャッド(抄)
チャーンドーグヤ=ウパニシャッド(全)
ブリハッド=アーラヌヤカ=ウパニシャッド(抄)
カタ=ウパニシャッド(全)
プラシュナ=ウパニシャッド(全)
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